充実のさいたま遠征♪

昨日の26日、さいたま芸術劇場の身毒丸のマチネ公演をみるべく、はるばる自宅のある某所から、さいたままで新幹線にのって遠征いたしました~♪

今回の遠征の目的は第一は旬友cannaさんと共に身毒丸を見に行くこと。第二は、仲良しの関東の旬友さんたちとのおしゃべりを楽しむこと♪

f0114184_19434267.jpg


自宅をまた暗いうちに出て、長時間の新幹線乗車の末、品川駅におりたったぽっちり。まずはお迎えにきてくださったcannaさんと品川駅に隣接する駅ビルアトレへ。そこのランチブッフェ「Manhattan Grill」にて Ellyさんとおぼっちゃま、yayoiさんとお嬢さん、cannaさん、@koさん、栞さんたちと共にランチ♪

@koさんとは初対面だったのですが、相変わらず旬友さんは初めて会ったのに、初めて!って感じがしない!@koさんは若くて美しい方でしたが、年配の私たちとも、ばっちりおしゃべり楽しめました~。よかった♪

ぽっちりは減量とはなんぞ?とばかりに、ふつ~にいっぱい色々とって食べまくりました。デザートもがっつり食べたもんね~♪

で、楽しいおしゃべりとランチの後は、cannaさん以外の方に別れを告げ、いざさい芸へ!

初めてくるさい芸。DVDの特典ディスクなどでかいまみれる色々な練習風景を思い起こしましたわ。。。今までの色々な上演作品のポスターが見れたのがよかった~

で、身毒丸の鑑賞とあいまったわけですが・・・・とりあえず、以下の鑑賞レポートは多分にネタバレを含みますので、まだ身毒丸を見てないから、読みたくない!って方は読まないでくださいね♪ ★が終わったあとは、ただのさいたま遠征レポートなんで、御気楽にお読みくださいませ♪















★★★

会場に入ると、いきなり白いスモークが焚きしめてあり、幻想的な雰囲気。cannaさんの絶妙の手ほどきにより、着席して、ほどなくして上演開始。急ぐわけでもなく、会場で待ちすぎることもなく、絶妙の時間でしたわ~

あらすじは知っていました。でも、あえてあまり詳しく調べすぎず、見たままの感覚を大切にしようと、幻想の世界へ飛び込んだのですが・・・・

幕があくと、もうそこは、異次元の、幽玄の世界でした。いきなり目を奪われる、グラインダーで鉄?を削ることで出来る、花火のような火花。音もさることながら、その匂いが、どこか古めかしい、町の雑踏を思わせる演出ですねえ。そして、眼に飛び込んでくる舞台をいきかう怪しい人々。

この怪しい人々が、最初から最後まで非常にいい仕事をしてるんですよね。メイクも怪しければ、その服装も、小物も、すべてが怪しい。そして、小人から巨人から、デブから痩せから、女も男も、人間も、妖怪も取り揃えてるという様態。でも、それら皆が、絶妙のバランスで、、本当のぎりぎりのラインでここは化け物の世界ではなく、現実に人間の住む町だということをあらわしているんですね。

蜷川舞台を見慣れた方にはおなじみらしいのですが、ぽっちりは初めて、小人症の役者さんを見たので、衝撃でした。でも小人症の姿に衝撃を受けたわけではないんですよ。この手の文化人類学系統に非常に興味があるので、実は、さまざまな身体的特徴をもつ方々の歴史を集めた本などなどを蔵書にもっておりまして、小人症の人間が、太古より単なる異形のものではなく、むしろ好意的にとらえられてきた背景を知っています。しかし、近年ではこういった姿を見世物にするのは人権がどうこう・・・とか言われちゃうのかな~って思ってたんです。

でも、小人症の役者さんを使うことで、一気にこの幽玄の世界がリアリティがますんですよね。現実に、人間というのはみな一様に同じ姿をしているわけではなく、それぞれが個性があり、それらがすべて交じり合って、この人間の世界がある。強烈な刺激にくらくらしました。

そして、この舞台をいきかう脇を固める方々は、さまざまな場面で出てこられるのですが、皆一応に、せりふらしいせりふはない。でも、その肉体そのものが、非常に刺激的なインパクトを与えてくれるんです。

たとえばぽっちりは今減量中です。それは太っている自分の体が醜いから、少しでも美しい自分でいたい、って思ったから。でも、舞台の上で、かなり太っていらして、太もももおなかもぷるんぷるんで、おっぱいもべろり~んと垂れ下がった女の役者さんの与える印象の強烈なこと!

肉肉しく白いむっちりとした太ももをあらわにして、母を売る店で自分をアピールするその姿は、単なるデブではなく、非常に魅力的でした。この演目を宝塚でやろうったって、絶対無理。みんな一応に細く美しく・・・じゃ駄目なんです。どんなに演技力があったって、この異形の幽玄の世界はこの役者さんたちの外見的な特徴でないと作り出せないだろう・・・と確信するほど、「かつて東京といわれた町」の住人は幽玄の世界を絶妙に現していました。

あの、神棚を頭にしょって、鏡餅を股間にくくりつける・・・なんて演出、私なら考えつかない!本当に蜷川さんはすごいな~

で、核心の白石加代子さん演ずる撫子(なでしこ)と、藤原竜也くん演じる身毒丸ですが、本当に素晴らしいの一言でした。ただ、白石さんはもはや人間を超越して妖怪の域に達しているとよく評されますが(笑)、もちろんその円熟の演技はその表現のとおりなのですが、所作の美しさと変幻自在の声色が特に素晴らしかったと思います。おじぎひとつ、髪をふりほどく、そういった所作のひとつひとつが、身毒をどきどきさせているのがわかるし、身毒の尻をぶつときの表情、鬼となりかわり、呪い、その眼をつぶさんと舞い踊る姿は鬼女そのものでもあり、さすがは日本が誇る名女優だなあと感嘆いたしました。


竜也くんも、16歳で演じたときの舞台を見ていないので比較はできませんが、25歳とは思えぬほど、初々しい少年の清廉としたオーラが出ていたように思います。

母を恋しく求めさまよう様。憎みつつも、どうにも気になって仕方がならない継母撫子への思慕の情。眼を失った結果、自分の心の底にある継母へのどうにもならぬ思いを素直に表に出し、撫子を抱きしめる腕・・・いやあ~素晴らしかったです。

そして、思ったより、身毒丸が継母にただならぬ思いを抱いていることが顕著に伝わってきたのが印象的でした。最近、子供のお尻をたたく行為は、よからぬ性癖を植えつける原因になりえるので、あまりよくないと言われてますよね。(我ながら、どこでこういう情報をいつも拾ってくるんだ?)まさに、そのとおり、身毒(しんとく)が、「あの人はぼくの尻をぶった!手のひらが肉にふれ・・・・・うんぬん」というせりふを吐き出すあたり、非常にエロティックで、身毒丸が、単に継母に折檻されたことに屈辱の一念でショックをうけているのではなく、また別の感情も持ってしまったことがよく伝わってきて、想像以上に直接的で、肉感的で、ぞくぞくしました。


ちなみに竜也くんが全裸になると知らなかったので、行水シーンと、それを見て撫子がつぶやくシーンも衝撃的♪
残念ながら下手側だったので、美しい双丘を真近にするこことはありませんでしたが(笑)


前述の異形の幽玄の世界の住人たちの間をぬって、ふたりでひしと抱き合いながら去っていくラストシーンは非常に印象的で、見終えた後に、ほ~っとため息をついたのはいうまでもありません

あっ、あと、竹ぼうきで、これが私のおうち・・・といいながらおもちゃの?はりぼての小さな家のまわりを掃き清め、いきなりぐしゃっとつぶして、土をまく・・・このシーンの、白石さんのせりふまわし、呼吸、などが絶妙で息を呑みましたね。いやあ~ほんまにすごいですねえ、あのお方。


とまあ、ぽっちりは舞台初心者でして、今まで「お気に召すまま」「カリギュラ」しか見てないので、他の作品と比べて、演出のここが変わってるとか、どうこう全く語れないのですが、初心者がゆえに感じたこと、ってのはこんな感じでございますわ。


★★★



身毒丸の世界にどっぷり浸った後に渋谷に向かいまして、パルコで開催中の蜷川妄想劇場、見てきました~。500円とられますがね(笑)

ブログにのせるための、入り口近くのお花をとろうと思ったら、受付から鋭く「写真撮影は禁止です!」とのお声が。写真はパルコのエレベーター近くに設置されていたポスターです♪

f0114184_2040826.jpg



旬くんのみならず、たくさんの役者さんの写真が美しい極彩色に彩られてパネルになっていました。もちろん、旬くんが一番、ぽっちりの心をわしづかみにしましたがね。あの今にはない、少年の魅力がいりまじった線の細い感じがたまらん!色気も、今のほうが確実にあるんだろうけど、やっぱりそのときしか出せない魅力ってのがあるんですよね。美しかったですわ~♪

結局写真集は荷物になるので買いませんでしたが、そのうち近所のスーパーの本屋でポイント5倍デーのときにでも買いたいと思います♪


写真展を見終えた後はふたたび品川に戻り、栞さんと合流して、夕飯を食べ、cannaさんと栞さんに見送られて新幹線に乗り、帰路につきました。自宅にたどり着いたのは0時56分。家を出たのが5時15分だから、ほんまに1日近く本土の3分の一を横断したわけですね。で、ラジオも聞きましたとも!足が長時間の新幹線でありえないぐらいむくんでたので、1時間ぐらいラジオききながらリンパマッサージしてました(笑) でも旬兄ちゃんのコーナーを聞いてないから、途中で意識を失った模様。デリヘルの妄想コーナーは覚えてるんですが(笑)

しっかし、日帰りとは思えぬこの充実ぶり!お金にはかえられない、素晴らしい1日でした~!今日はいきなりの現実世界ですが、夏には大阪でかもめを見るんでね。今度は関西旬友会で盛り上がりたいと思います♪
[PR]
by pukapuyajiri | 2008-03-27 20:45 | 小栗旬
<< ぷち帰省と友人の結婚式♪ けいじりん3才! >>