昨晩、WOWOWでカリギュラの放送を見られた方も多いんでしょうね。
ぽっちりは、あきらめてDVD発売を待つことにしたので、見れてません~ でも、見た方の感想、ぼちぼち上がってきてますね。 今のところ、一番くわしいのが、紹介させていただくのも緊張ですが、有名ブログ「風色の椅子」ですね! http://d.hatena.ne.jp/kurigohan/ 他にも、私のリンク先から飛ぶと、WOWOWで見た方の感想は、けっこう載ってます。興味のある方はれっつらぽち!です。 若村さんのブログにも、最後のカリギュラの名セリフが紹介してありますね!すばらしい!あの一語一句を知りたかったんです。舞台を思い出します~ http://syunca.at.webry.info/200801/article_10.html 横田さんのブログはこちら。カリギュラ放送にあわせて、みなさん、ブログを更新。ご苦労様です~ http://yokotaei.blog29.fc2.com/ いよいよ、カリギュラのカテゴリーで記事を書くのもこれで最後か?って思うぐらいですが、本当はカミュについて、なんか書こうと思っていたことを思い出しました。でも、無理っぽい(笑) ボンビーメンも始まるし、他にもいろいろありそうだし。 難しい外国文学なんて、読むことはもうないだろう、って思ってたぽっちりを、がっつりと魅惑の世界にひきずりこんでくれたアルベール・カミュには感謝しきりですわ。育児が落ち着いたら、またカミュのほかの作品読んでみたいな~ そして、頼むからDVDを発売してくれ~!待ってるよ~! ▲
by pukapuyajiri
| 2008-01-07 15:56
| カリギュラ
なんか日があくにつれ、書きたいことを忘れていっている状態なので、あまり詳細なレポートでもないのですが、一応書きとめておきます。重ね重ね期待しないでね~
どこまで書いたっけな~ともかく、今回、東京で見てきたカリギュラと違う!って思ったのは、カリギュラの2面性についてでした。 もともと、このカミュの、そして蜷川舞台のカリギュラというのは、二重人格か?と思われるようなキャラクターですよね。最初ぼろをまとって、憔悴しきって帰ってきたカリギュラ。エリコンと接しているときはまだ憔悴しつつも、狂気に陥っている様子はない。 それが、財務長官に国庫の財政についてお考えを賜りたいという思いもあって、お探していました・・・・のあたりから、どんどん興奮して狂気の状態に入っていき、銅鑼をたたいて、みなを呼び寄せ、「今日を境にわが自由に限界はない!」のあたりからは、完全に錯乱?ってな状態になってます。 そのわりに、シピオンやケレアとのシーンでは、素のカリギュラが見れたりするし、食事のシーンでも、忙しく出たり入ったり、仕事(処刑や飢饉を人為的に起こすための食料庫の閉鎖など)をしつつも、ミュシュスの妻とムフフをしたりと、そりゃあまあお忙しい方ですわ。 でもね、ケレアと腹をわって?話し合いをしたり、だんだんと終幕にむけてドラマティックに展開されていく中で、東京のときの私の感じ方では、 「カリギュラという人物は、本当は狂人ではないのだけれども、どうしても自分の論理(この世がありのままでは満足できない。人の生も含めて、永続するもの確かなものがあるということを確かめたい。そのために、まずは、この世を混沌とした状態にして、行き着く先を見届けつつ、不可能なものを可能にする自分というものを実現したい)を追い求めるがゆえに、狂人のようなふるまいになり、その論理の追求のため、恥ずかしいやさしさのような愛を感じるセゾニアも手にかける・・・」 という印象をうけたのです。セゾニアを殺すときも、狂っているというよりは、論理を追求するためには、愛を否定している自分を肯定するためには、愛を感じるおまえを殺さないと駄目なのだ!みたいな決意をもって、セゾニアを手にかけたのかと。 でもね、大楽のカリギュラは少し違った。彼はセゾニアに手をかけるとき、狂気の目をしていました。カラカラ笑っていた。悲壮な決意などとは無縁の狂気モードのカリギュラだと私は感じたのです。そして、「時間がない!愛しいセゾニア!」といって、セゾニアの生を奪い、ぐったりとなったセゾニアを見て、驚愕の表情を浮かべる。俺はなんてことをしたんだ・・・!という表情をして、セゾニアを強く強く抱きしめた後、そっとベッドに運ぶ・・・・ 大楽のカリギュラは、論理を追求するためにセゾニアを殺したというより、狂気におちいっている最中に、ついつい殺してしまった・・・風な演技だったように感じちゃった。 とまあ、今回、一番、東京との比較で、違っていたと思ったのはここでした。狂気と、素のカリギュラとのめりはりがすごくはっきりしていた。でもここだけの話、私は東京21日にみたカリギュラが一番胸にきたのですが。まあこればっかりは、そのときの感情、体調もありますからね。もちろん、どの演技も彼の魂がこもったもの。大楽の演技も素晴らしいものでした。ヴィーナスの再来のときの、芝居の前口上の面白さ、滑稽さ、カリギュラの二面性の強化などの点で、大楽が一番練りあがったものになっていたのかもしれません。 ただ、個人的には21日が一番泣けたというだけです。 カリギュラが追い求めた、「論理」「月」とは何だったのか。 一口で、こうだとは言えませんが、今回の舞台観劇をきっかけに、色々なことを考えたのは確かです。そして、改めて、私はケレアと同じく、色々考える割には、平和と安全、人間の幸せを一番の考える人間ですので、カリギュラの絶望と苦悩を自分のもののように、感じることはできない。 ただ、想像することはできるので、想像しながら、戯曲を、舞台を見ました。そして、感動もしたわけですが。なんというか、いろんな人生経験を経て、こういった舞台を見ると、また違った捉え方、感動が得られるだろうなあと。なので、再演のときに、この人間の根幹を見据えた主題の「カリギュラ」をみて、どんな感じ方をするのか、自分でも楽しみですわ。 アルベール・カミュがフランス系アルジェリア人だったこともまた、ぽっちりには運命のように思えました。そして、戯曲の理解に、少なからず役立ったんです。 というのも、ぽっちり、イギリスに1年留学する間、アルジェリア人の友人が多数いたんです。もともとは、ボーンマスという町に移って、ビジネスカレッジに入ったときに、ホストファミリーがイマイチだったんで、一人暮らしを始めたんですね。そしたら、フラット(アパート)を探しているときに、とある男性としりあって、これまた、私の隣人になったわけです。その彼がベルギー系アルジェリア人だったんですが。ちなみに、彼氏でもありました。最終的に別れて、今のだんなさまと幸せに日本で暮らしているのは皆様見てのとおりですが、当時、若かったこともあり、かなり彼にはのめりこみましたね~。まあ余談ですがね。 ともあれ、彼を介して、彼の友人たちと交流していく上で、今まで考えもしなかった考えをたくさん吸収しました。イスラム教についてや、パレスチナ問題、アルジェリアという国、ヨーロッパにおける移民問題について・・・・・ どれもこれも、自分たち西側(?)というか、アメリカ、ヨーロッパ側からの考えしか知らなかった私にとって、考えもしないような領域の話でしたわ。しかも、誰一人ネイティブの英語スピーカーじゃないので、ますます話がややこしくなる(笑) でもね、肌で感じたのは、国家が安全でなく仕事がないゆえに、ほかの国で移民として、一生を暮らす覚悟の若者の持つ、なんともいえない不条理の感情についてです。 エリコンじゃないけど、彼らは生まれる国、生まれる両親を選んで生まれてきたわけじゃない。ただ生まれてきたら、国は内乱の状態で、生活をして成長していくには、移民として他国に移らざるを得ない状態であったと。そこで、もがいて、自分でなんとか切り開いていくしかない。 かたや私、日本という平和な国にうまれ、豊かで恵まれている。両親はそろっていて、他国に留学もさせてもらえる・・・まあ色々思うことはありますね。そして、「日本」という国に生まれたことで、どれほどの恩恵をうけているかも、しみじみ感じたわけです。 幸せな人生を送っている私が、わりとすーっと「不条理」の感情を理解できたのは、あのときアルジェリア人の友人とふれあい、彼らの生活を見ていたからだなあと。 むっちゃ余談になりましたが、今からランチに友人たちと出かけますんで、このへんで記事を終わります。なんか、たいしたレポートになりませんでしたが、また機会があれば、もう少しカリギュラ関係の記事、書くかも?わかんないけど。ではでは~ ▲
by pukapuyajiri
| 2007-12-14 09:55
| カリギュラ
楽しかったカリギュラ大阪遠征の翌日の今日、現実に引き戻され、なんだか忙しい一日でした。
特にね、今日は長男が夕方に悪いことをやっちゃってくれて、キーキー、ガーガー怒って、なんか精神的にもお疲れ気味・・・ですが、テンションあげて、観劇レポート書きますよ~! さてさて、火曜は自慢のやさしいだんなさまに、末っ子は保育園、上の子たちは幼稚園に連れて行ってもらい、私は新幹線にのりこみ、一路大阪へ。新大阪→大阪→京橋と乗り換えて、ツインタワー38階にある「燦」というお店に乗り込みました。ここでは、今まで一度もあったことのない旬友さんたちと会う予定だったのです!にゃんさん、yukiさん、かんちさん、れみりんさん、ゆみけんさん、楽しい時間をありがとうございました♪ ごはんもおいしかったし、店員さんの態度も普通だったし(笑)、よいお店でしたよ~!おまけに、ツインタワーと京橋駅は屋根つきの歩道橋でつながっているので、雨が降っているにもかかわらず、持っていっていた折り畳み傘を使う必要もなく、歩いていけたのが素晴らしかった! そして、ランチも終わり、みなでBRAVAへ、大きなポスターがで~んと入り口に飾ってあり、いろんな人が写真をとってました。 入り口前では、大勢の旬友さんたちとご挨拶!今までコメントだけで顔もわからない方たちだったけど、実際にお会いして自分のブログを読むと、その方たちの顔を想像しながら読める!これはいいことですね~ご挨拶してくださった皆様、ありがとうございましたm(__)m そして、あこがれのogurin総長にもお会いすることができて、光栄でございました~♪♪ どきどきしながら初めて入ったシアターBRAVAは、舞台そのものはコクーンよりやや小さいけど、観客席は多い。なんというか、コクーンを横長とすると、ブラバは縦長、って感じでした。特に2階席はかなりの傾斜で、そのぶん、2階後列でも舞台全体がしっかりと目に入るような劇場でした。ぽっちりの席は2階センターでしたが、今までの一階席とはまた違って、舞台装置のネオンなどのセットの効果がよりわかって、なかなか面白かったです。細かい表情とかはオペラグラスで見ましたが、舞台全体を把握するという点では、3回目の公演だったこともあり、むしろ2階のほうがよかったかな?と思えたぐらいでした。1階だと、ネオンの上のほうの色彩まで目がいかず、役者さんの髪の毛のあたりで、視線を止めてしまいますもんねえ。 いよいよ、舞台カリギュラの集大成・・・と緊張しつつも始まった舞台・・・・ 「まだ何も!」 もはやネタバレも何もないので、以下、ぽっちりの感想、思うことを、今まではあまり書かなかったことも含めて書いていきますね。あと、たいしたこと書かないので、あんまり期待しないでね~ 初日には正直目もくれなかった貴族たち。何度か見るうちに、大富士さんや背の高い貴族さんも含め、レピデュス、第一の貴族、かわいこちゃん、ミュシュス・・・みな、いい味出してるな~、いろいろ工夫して動いてるな~って思いました。唯一、気になったのが、カリギュラに無理やり毒殺されてしまうメレイア。死んだはずなのに、ボロボロダンサーズとして出たり、奴隷や詩人として出たり・・・気になるやんけ~!蜷川カンパニーならいっぱい役者いるだろうに・・・どうしてもいっぱい役をあげたい人だったのかなあ?あと、ボロボロダンサーズの帽子がダンボール製だと若村さんのブログで知り、今回オペラグラスで見たらたしかにダンボールで出来て そもそも、ヴィーナスの再来を見せる、といいながら、セゾニアやエリコンにまさに「芝居の前口上」な祝詞をとなえさせ、ぼろぼろの衣装をきせた奴隷たちに、こっけいなダンスを踊らせ、もっと高尚な楽器やしかけを使えるだろうに、あえて樽を使って貧相な音をだし・・・・私たちは現代の人間であり、観客であるから、あの場面は笑いが起きるんだろうけど、当時としては、神を再現する芝居としては、最大限面白おかしく軽んじたものだったんだろうなあと。だからこそ、シピオンはあれだけ「あなたは神を冒涜した!」って怒ったわけだし。 旬くん@ヴィーナスのすべすべなお尻に釘付けになりつつも、こんなに神を馬鹿にした芝居はないだろうなあ、と妙に今回は冷静になってしまい、あまり笑えなかったですわ(笑) 芝居の前口上なエリコンとセゾニアの掛け合い。コクーンで13日、21日と見たときよりさらに滑稽さがパワーアップ!若村セゾニアは、高い裏声で祝詞(のりと)を読んだり、エリコンはさらに表情豊かに、面白おかしく、観客にも祝詞を言わせ・・・・エリコン好き~♪♪ 毎度注目の食卓シーン。今回もチキンの皮をはいで、レピデュスの腕においたり、うがいをしたりしてましたわ。うがいはいいよね。せりふをあれだけ言ってたら、あそこでうがいをしたほうがいいよ。うんうん(笑) ケレアとカリギュラ、同じ魂と誇り高さをもつ男同士が一生に一度、心のそこから腹をわって話し合うシーン。あいかわらずこのときのケレアと、カリギュラは美しい。カリギュラは純粋に聞きたかったんでしょうね。自分と同じように頭がいいと認めるケレア。頭のよさは高くつく。自分を否認することになってしまうか、その頭のよさゆえに色々なことを考えてしまい、論理的であろうとすると、破滅の道に進むしかない・・・・なのに、ケレアは自分とは違い、自分を否認することもなく、寝ずに考え続け、この世のありかたについて絶望することもなく苦悩することもなく、幸せと安全を追い求めている・・・ シピオンとは違った意味で、カリギュラは、ケレアのようになりたいと思っていたでしょう。だからこそ知りたかった、ケレアの考えを。でも、結局相容れなかったわけですが・・・・ シピオンとカリギュラの詩を吟じ、抱きしめあうシーン。もうね、ぽっちりのカリギュラ好きなシーンベスト5に入るシーンですが(じゃあどれかとまだ聞かないでね)、今回もまた、ボディタッチはあっさりしていたけど、お互いへの愛があふれんばかりで、胸にじーんとくる演技でした。正直13日にみたときは、びっくりしたんです。詩を互いに吟じながら、カリギュラの手は、シピオンのシャツの中に入っていき、シャツの中でシピオンの素肌を抱き、まさぐりながら、顔を近づけ、心を、愛を、交わしていたのです・・・!もう、ヒャ~( ゜Д゜) って感じだったのですが、21日ではすでにそのシャツの中に手を入れてシピオンの背中をまさぐる動作はなくなっていました。 今回もそこまでのボディタッチはなく、でも、互いへの愛は感じられる・・・といういいシーンでしたが、11月序盤のシーンを見て、おそらくこちらの批評が生まれたんだと推測できます。日経新聞に掲載されていた批評です。 ★★ 有名なのにほとんど上演されないカミュの戯曲。読めば引き込まれるが、俳優が演じて面白くなることはまれだろう。哲学的な長広舌が続く上演至難の戯曲(岩切正一郎訳)に挑戦したのは、70歳を超える演出家と若々しい肉体がまぶしい俳優だった。 ローマの暴君カリギュラは禁断の愛で結ばれた妹を失い、人間はいずれ死ぬという不条理を知る。「月を手に入れる」欲望にとりつかれ、神の残酷さを手にし、この世界を破壊しようとするのだ。 筋を追うドラマではない。観念的な密室のセリフ劇であり、常軌を逸したカリギュラの衝動は俳優の身ぶりでしかとらえられない。膨大なセリフを吐く小栗旬は半裸で放浪から帰る冒頭から、まさに体当たりで荒れ狂う。 蜷川幸雄は若者の暴走に変らぬ共感を示してきた演出家だ。人間らしい感情を見出すのが難しいカリギュラをそのように描けるのか。 人生との和解を説くシピオン(勝地涼)の体をさわり、足を震わせ、だが結局背を向けるシーンに驚く。カリギュラの心を同性愛的な皮膚感覚でとらえ、パンクの響きでとどめを刺す。女装して踊りさえするカリギュラの殺人衝動は性の不安に根があることを見事に突いていた。 皇帝に対する敬称さえとって等身大の若者を重ね見る演出。透明な論理が社会を破滅させる恐怖やカミュ独特の乾いた虚無感はそれゆえ遠景にひく。だが、ひとつの上演可能性を示す果敢な試みだ。 ミラーで覆われた部屋にキャバレー風の照明がつく(中越司美術)セットが終盤で生きる。長谷川博己、横田栄司、若村麻由美が確かなセリフだ。三時間を超える大作。 ★★ カリギュラとシピオン、エリコン、ケレア、セゾニア・・・・・それぞれへの愛は違う種類のものだけど、結局みながカリギュラと心は交わしていた。ある意味、交わしていなかったのは、貴族たち。それも、自分の肉親を殺されていない貴族たちだったでしょうけど。老貴族かわいこちゃんなんて、まさにその筆頭でしょうね。自分の保身と幸せを追求する老貴族。陰謀が露見するのを感じるやいなや、仲間を裏切り、皇帝に我先にと密告し、自分の保身に走る。 そんな老貴族をなぜ切って捨てなかったのか・・・もちろんカリギュラの気まぐれが大部分と思われますが、彼は結局のところ、自分の論理を追及するその姿、生き様である「芝居」を見届ける観客を求めていたんじゃないかと、今(まじで今!)思いましたわ。 にしても、老貴族、よかった~!可愛い~♪♪ あの髪型、顔で私の前に現れてくださったら、まっさきに「わたしの可愛い奥さん♪」って声をかけたい(笑) さてさて、ANN始まりましたね~! 大楽観劇レポート、続きはまたお昼過ぎてから・・・コメントレスも必ずしますんで、もうちっと待ってくださいね~。明日のパン教室のレシピも今から作らねば・・・あ~忙しい!昼寝しすぎたわ(笑) ▲
by pukapuyajiri
| 2007-12-13 01:04
| カリギュラ
先ほど帰宅しました。今回は鹿と衝突して最終電車が遅れる・・・なんてこともなく、無事に定刻に終電は発車。大阪22時半が最終なんで、やっぱり東京に比べると、大阪は近いのお~
詳しいレポートはまた明日、っていうかもう日付変わってますね。お昼過ぎにでもアップしますね。午前中は、幼稚園の行事があって、家を留守にしますので。★お昼過ぎどころか夕飯後になりそうですが、今日中にはアップ予定です・・・ANNにむけて、がっつり昼寝をしてしまいました(笑) ただ一言言うと、コクーンのときとは、色々なものが変化していました!カリギュラのキャラクター、演技、演出、せりふの言い回し・・・・・詳しくは次回のレポートに書きますが。 そして、観劇前、後と、たくさんの旬友さんたちとお会いしました。いやはや、どんどん広がっていく旬友のつながり・・・この年になって、こんなにたくさんの人たちとの出会いがあろうとは思いもしませんでしたわ。 このへんのことも含めて、全部次回の記事に書きますんでね。楽しみにしているかたは、待っててくださいませ~ 帰りにお友達が新幹線で貴族の方々やケレア、シピオンなどなどと同じ新幹線だったとか!当然旬君も一緒だったのでしょう。おれだけ、千秋楽お疲れメールがこねえ!ってブログに書いてたもんねえ(笑) その旬友さんは、観劇が終わるや否やダッシュで帰宅するべく新幹線に乗り込んだ方だったので、役者さんたちも、本当にカーテンコールがおわるやいなや、劇場を後にして東京に向かわれたんでしょうねえ。 いつもコメントありがとうございます。コメントレスは私の趣味でもあるのですが、さすがに今日は疲れたのでもう寝ます。明日、順次レスしていきますからね~こちらもお待ちくださいませ~ ではでは、おやすみなさいZzz ▲
by pukapuyajiri
| 2007-12-12 01:06
| カリギュラ
昨日、11月21日のマチネに行って参りました~。前回はソワレでしたから、安ホテルに宿泊したけど、今回はマチネ、なんと私の住んでいるところからも日帰りできちゃうんです。ただし、移動時間5時間ですけど、何か?(笑)
朝4時半におき、5時半に最寄のJR駅から電車に乗り、新幹線にのりつぎました。当然、季節柄、真っ暗。星がきれいなぐらいよ( ̄▽ ̄;) んでもって、京都駅から、azumiさんが乗ってこられて、ふたりでひたすら2時間しゃべりまくって、品川に到着したのが10時半。こころさんと落ち合い、渋谷のパルコに11時に着きました。思えば遠くへきたもんだ(笑) そこで、旬友さんたちとランチしたんですよ~。yayoiさん、marlkayちゃん、cannaさん、栞さん、こころさん、azumiさん、ぽっちりの7人。楽しかった~♪そして、ランチしたお店でちょっとした事件があったの。態度の悪い店員がいて、「あの人どうよ?」ってみんなで言ってたんだけど、極めつけに、ランチの後のセットのドリンクが、間違ってたのね。○○茶のホットを頼んだはずがアイスがきたので、「ホットを頼んだんですけど」と○○ちゃんが言ったのですが(ふせておきます、一応(笑))、そのあとオーダーをとった店員がきて、「あなた、アイスって頼みましたよね?」とか食ってかかるの。もう、え~?って感じでしょ。サービス業なら、ドリンクのアイスかホットかなんて、よく間違いもあるだろうし、そういうときって、いちいち客に確認とらずとも「失礼しました、今すぐ取り替えます」って言えばおしまいなのに・・( ̄▽ ̄;) もうひとつトラブルもあったんだけど、オチとしては、会計のときに、妙に安かったのよ。後で計算したら、どう考えても安いんだけど、まあいやな目にもあわされたし、どこまでも間違えるお店ってことなのね( ̄▽ ̄;) ってことでカタがつきました。味は美味しかったんだけどな~ ともあれ、ランチをするためだけに来てくれたyayoiさん、cannaさんを、ソワレ観劇なのに、早くから来てくれたmarlkayちゃんとさよならを言い、マチネ観劇にのぞんだのですが・・・ お待たせしました?ようやく観劇レポートです。前置き長すぎやっつーの。いつものことですが、ネタバレをのぞまない方は、読まないで下さいね。演出の細部には言及しないつもりですが、基本的におしゃべりなんで、色々書いているうちにどこがネタバレでどこがレポートなのか、線引きが微妙になってくるんで・・・・ もう観劇した方、観劇の前に、観劇レポートを読みたいと思ってくださる方だけ読んでください。2回目ということもあり、さらにネタバレに近くなってるかもしれない・・・・ではでは書きますよ~ ★★★★★★★ 2回目の観劇のぽっちり。前回はわりと前の方で上手(舞台に向かって右側)でしたが、今回は前回の席よりは6列ほど後ろの席で、下手側でした。そして、なにげにこっちのほうが見やすかった。なんというか、前回は前の方だっただけに、下手で演技している様子は体を乗り出すわけにもいかないので、首と眼だけを動かして見る感じなのが、今回は全体を見渡せてなにげに大満足でした( ̄▽ ̄)V なんせ朝早くからでてきて、ハイテンションにランチでしゃべりまくって、実はなにげにオツカティだったのですが、舞台が始まって・・・・うん、相変わらず素晴らしい!でも、やっぱ初めてみたときとは少し受け取り方が違うんですよね。正直、体調もあるのですが、最初のときよりストーリーや演出がわかっているので、1幕からが~っと世界に入り込めなかった。どこか冷静にさめて舞台を見つめている自分がいて、せっかくの観劇なんだから、集中しろ、私!と思いながら1幕を見つめていました。以下、感想を箇条書きにしていきます 一幕 ・カリギュラの登場シーンは、相変わらず固唾を飲む緊張感。はだしで床をふみしめ、衣ずれの音までもが会場に広がるほどに、静かに登場します。髪から水がしたたりおちて・・・ ・エリコンは玉ねぎを豪快に今回もかじってました。ワイルドで、よく声がとおって・・・本当に横田さんのエリコンいい!そして、いつもぞくぞくするぐらいツボなのですが、失踪していたカリギュラを庭園で見つけて、話しかけるときのエリコンの態度がね、すごくいいんですよ。毎回鳥肌たちます(>_<) 原作にもあるように、普通な口調で「こんにちわ、カイユス」って声をかけるんだけど、その口調が優しく、本当にさりげなく声をかける、ここに深い意味があると思うんですね。 実際、ほかの貴族やセゾニアやシピオンは、失踪したカリギュラを見つけたら「ああっ!お帰りになったのね!!!」ってな感じの反応なわけですよ。そしてそんな貴族やセゾニア、シピオンからは逃げようとするカリギュラだけど、エリコンと一番最初に会ったときは、ちゃんと自分の失踪の理由をのべる。そのあたりのふたりの信頼関係が、このエリコンとカリギュラのシーンで見て取れるように思います ・セゾニアとカリギュラのやりとりでカリギュラが興奮して銅鑼をたたいていくシーンも圧巻。こういうときの若村さんの悲痛な声、すごく声がよくとおって、本当にいい!こんな素敵な女優さんとは知りませんでした。ここのせりふのやりとりも、頭から離れないので、あらすじに編集して組み込んでおきました。こうして、どんどん長いあらすじに・・・( ̄▽ ̄;) 第2幕 ・前回はここまで気がまわりませんでしたが、第一の貴族と老貴族のよさがひきたちました。貴族達はそれぞれキャラクターがあって、演じているのですが、もちろんせりふは主役5人に比べると、格段に少ないでわけです。そんな中でも、第一の貴族と老貴族は、比較的せりふが与えられている。そして、今回のこの貴族達の存在意義を感じました。 論理を追い求める、孤独と絶望と狂気のカリギュラに対して、貴族達は、現実の世界の住人であり、自身の幸せを追い求める普通の感覚の人間を体現していると思うのです。 難しい論理のもと、狂気の美しき皇帝であるカリギュラに比べると、人間臭くて、うすぺっらい論理しかもなたい貴族達。でもその貴族達が普通の人間であるんですよね。そしてその普通という尺度から裁くと、カリギュラは暴君であり狂人で、危険な人物なわけです。 しかし、カリギュラもまた悲しい論理に突き動かされている。その論理は、人間の根幹の部分を考えるものであり、そんなことを考えていたら、生きていけない!というしろもの。その論理の悲しさ、行き着く果てのむなしさは、この薄っぺらな普通の感覚の貴族がいるからこそ、際立つと思うのです。 特にかわいこちゃんな老貴族役の青山さん、好きだわ~!ほんとうに、可愛い、そして人間臭い。お気に入りの人物です。 ・食卓のシーンですが、前回いすのかげになってまったく見えなかった、お行儀悪い食べ方のカリギュラが見れました( ̄▽ ̄)V そして、今回は、笹かまぼこより、チキンをいっぱい食べてたんですよ!皮をはいだり、チキンを貴族の腕にのせたり・・・前回はケレアの皿の笹かまをひょいっとつまんで食べてたけど、今回は皿のものはとらず、ケレアの前で、くちゃくちゃと食べ物をかむ・・・って感じでした。 というわけで、食卓のシーンはかなりアドリブが毎回きき、なおかつ食材は違うものが用意されてる!いやあ、面白いねえ~(笑) ついでに、前回もそこまで眼がいかなかったけど、エリコン、なにげに、ず~っと食べてます。彼だけじゃないかな、素で舞台の間栄養補給できてるの(笑) 玉ねぎかじりで、血液もサラサラのはず( ̄▽ ̄)V カリギュラもパン齧ったり、チキン食べてるけど、せりふやアドリブがあるから、たぶん演技の意味合いが強い。でも、エリコンは恐れおののく貴族、心配顔のセゾニア、しかめっつらのケレアとシピオンと違って、色々なことをするカリギュラを平然と見やり、ひたすらマイペースに食べるという演技?なので、本当に、食べてます。それがまた、カリギュラに動じないエリコンらしくていいわ~ ・どうでもいいことですが、原作ではミュシュスの妻は左肩を舐められるとあるけど、じっさいは右肩を愛撫されてます。うらやましいです(笑) ・相変わらず、セゾニアがシピオンに決定的な革命をおこす言葉を与えるシーンはじ~んと来ます。好きです ・カリギュラとシピオンが心を通いあわすシーン・・・最高です!そして、前回より、からみが少ないとある部分があったのですが、これはネタバレになるので秘密。そして、最後の涙のシーンで、勝地くんの鼻水が・・・・・10センチはあろうかというぐらいの鼻水でした。ともあれ、シピオンとこのシーン、カリギュラの中でもベスト5に入る好きなシーンです! ・上記のシーンのせりふのキーワードとなるカリギュラの孤独。今回、急に体に入ってきました。今まで、頭の中を上すべってる感じだったのだけど・・・カリギュラの言う孤独とはこちらのせりふです。私は楽観的な人間であり、社交的なので、こんな孤独は、正直ぴんとこないし、分かってなかったんですよ。でも、旬君のカリギュラを見ているうちに、体のなかに入ってきた。なんか、あっ!って壁をのりこえた瞬間を感じました。見た人は、たぶん感慨深くこのせりふを思い出すのでは?カミュは天才ですね。そして岩切訳はわかりやすい。一部岩切モードに変えてます。そして、たぶん原文を少しはしょっていたように思うので、ちょっと短くしてみました。もっと言ってたかもしれないけど( ̄▽ ̄;) カリギュラ 「(逆上して、シピオンに跳びかかり、その襟首をとらえ、ゆすぶる) 孤独だと!貴様にはわかっているのか、孤独とは何か?貴様のは、詩人や能無しの孤独だ。孤独だと?だがどんな孤独だ?ああ!貴様にはわかりはしない、一人でいるとき、人間は一人きりではない!そうだ、どこへ行っても、同じように未来と過去の重荷がつきまとう!おれたちの殺した人間どもが、いつも俺たちと一緒にいる! (彼はシピオンを放し、自分の席のほうへ後ずさりする) たったひとりになる!俺の孤独は、存在に毒された孤独だ。この孤独の代わりにせめて本当の孤独を、一本の木の静けさと震えを味わうことができたら。 (突然、疲れきった様に腰を下ろす) 孤独は歯軋りでいっぱいだ。孤独全体が、物音と、失われたどよめきで鳴り響いている そしておれが、愛撫してやる女のそばで、夜のとばりがおれたちの上に垂れ込め、おれが、ようやく満足しその体から離れて、生と死との間でかろうじて自分というものをつかまえた、と思うその時、おれの孤独は、まだ俺のそばで横たわる女の腋(わき)の下の、あの快楽のにがい臭いで、すみずみまで満たされてしまうのだ」 結局ね、カリギュラは考えることをやめれない状態にずっとなってんですよね。だから、彼はたった一人でいても、常にいろんなことを考えている、そして考えることをやめない限り、彼の肉体はひとりでいても、つねに頭の中は、過去と未来と、現実、つまり、自分のしでかしたこと、やっていること、これからやり通そうとしている事、どよめきでいっぱいなんですよね。 そんな彼は、本当は考えることをやめたい、一本の木々のざわめきのように、シピオンのように純粋で静かな状態になりたいんでしょうね。でも、なれない。彼は「魂がありすぎる人」で、「月がほしい」なんて考えてしまう、論理をつきつめて実行したい、というモードに完全に入ってるから。そりゃあ、孤独になれませんわ・・・ というのが、今回、急にす~っと体にせりふを聞きながら染み入った。いやあ、ぞくぞくする瞬間でした。あっネタバレ?そうだったら、すんませんね。こいういうのって、人に説明されたら興ざめなのかもな~ 難しいわ、レポートって( ̄▽ ̄;) 第三幕 ・ケレアとカリギュラが同じ魂と誇り高さをもつ人間同士として語り合うシーン。それまで、カリギュラは狂気と絶望の皇帝なのですが、ときおり普通に戻ります。そして、一番穏やかで普通の状態に入るのがこのケレアとの語るシーン。それまでもね、旬君はひきしまった体をかなり露出してます。そして彼の顔は美しいんですよ。でも、そんなことはどうでもいいぐらい、「狂気と孤独の皇帝」なので、正直、「かっこいい~ヾ(≧∇≦)ノ」ってならないんですよ。でも、このケレアとのシーンの旬君というよりカイウス(カリギュラ)は本当に美しい。衣装はあれ?(笑)なんだけど、本当に穏やかな美しい表情をしている。ここぐらいじゃないかな、彼の美しい穏やかな表情をみれるのは。シピオンやセゾニアとのシーンはもっと感情が入るし、エリコンも少し違う。このシーンの、美しいカリギュラを堪能できます( ̄▽ ̄)V 第4幕 とにかくラストへ怒涛のストーリー展開。すべてがいい!そして、泣けた。今回、本当に泣けた。カリギュラの論理が悲しく、行き着く先が悲しく、セゾニア、シピオン、エリコン、それぞれの思い、ケレアの正義、すべてがからみあい、ラストに向かいます。圧巻です! カーテンコール、前回13日ソワレより多かった。そして、前回でなかったスタオベ、満場喝采のもと幕をとじました。旬君も、前回とは違い、ものすごくすがすがしい笑顔をみせてくれた。お辞儀も丁寧で、回数も多くて、彼自身、満足したんだな、ってことが伝わってきました。もちろん、ぽっちりも万感をこめて拍手しましたよ~!!!!! ソワレにいったmarlkayちゃんからのメールによると、ソワレも同じような感じだったので、今回の舞台は、きっと旬くんたち役者さんも観客といったいになった大満足のものだったのでは。そのせいか、ラジオでも妙に穏やかだったもんねえ。 エピローグですが、ぽっちりが観劇のあと、azumiさん、こころさん、栞さんとコクーン前のスタバに入りました。お茶して一息ついたら夕飯にいくはずが、そのままみなでペチャペチャしゃべってしまい、結局夕飯食べずにazumiさんと品川から新幹線に乗ったわ(笑)食べ損ねた!次回は絶対一緒に食べようね♪ まあ私達は駅弁を新幹線で堪能し、京都まで2時間しゃべりっぱなし。関西出身同士、azumiさんとひたすらしゃべりました。まだまだ元気ね、わたしたちも(笑) azumiさんがさったあと、寝ようかと思ったけど、寝付けないので車内販売でビールを購入。親父そのものです(笑) 飲んでも興奮して寝付けないので、メールばっかしてました( ̄▽ ̄)V 新幹線の駅にようやくついたのが0時前。乗り継ぎのJRに乗り込んだら・・・違う路線の電車が鹿とぶつかって事故をおこしたので、その電車の到着をまって発車するので、出発が遅れるとのアナウンス。鹿って・・・・・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクプルプル 5時間前まで渋谷にいたのに田舎に帰ってきたな~と実感したぽっちりでした(笑) 一応自分の名誉?のために言っておくけど、その違う路線はね、ほんまに山間部をぬけてる田舎の路線なんっすよ。ぽっちりの沿線はもうちっとひらけてます( ̄▽ ̄)V ともあれ駅に着いたのが1時10分前。タクシーで自宅にたどり着いたら、5分前。風呂も入らず、パジャマに着替え、ラジオをセット。間に合いました~で、3時まで聞いたから・・・ 前日4時半起きやから、24時間近くおきてるやん!すごい私(笑) やっとレポートも書き終わったし、今から寝ますとも!けいじりんもあくびしてるし( ̄▽ ̄)V アラームは16時でいいかな・・・(どんだけ寝るねん!)けいじりんのお昼ごはん食べようよ~という催促でたぶんおきると思うけどね(笑) ではではおやすみなさいませ。コメントレスはまた夕方か夜にでもまとめてします<(_ _)> ★★追記★★ iceさんに教えてもらいました。1月6日にWOWOWでカリギュラ放映だそうです!早いな~。WOWOWもってるかた、必見ですね~!勝地くんの鼻水いいのかしら・・・でもソワレのが放映されるかもしれないしね♪ ▲
by pukapuyajiri
| 2007-11-22 11:08
| カリギュラ
![]() さてさて、ようやく舞台レポートに着手できます。あらかじめ言っておきますが、ぽっちりのブログは、あらすじや史実の記事をアップしていたことから分かるように、「あらすじを知っていること」を前提にレポートします。なので、 「ええ?この人死ぬの?」 「こんな結末だったとは知らなかったのに、ネタバレされた~(>_<)」 となってしまうと、非常に困りますので、あらすじさえも読んでいない、むしろ真っ白な状態で舞台にのぞみたい方は、どうか読むのをお控えくださいませ。演出上のネタバレはしないつもりですが、基本的におしゃべりなタイプなので、若干ネタバレと思われても仕方ないことも書くかもしれません。 どこまでがネタバレで、どこまでがレポートなのか・・・・この線引き、非常に難しいので、これからなるべく前情報を耳に入れずに舞台観劇にのぞまれるかたは、どうかご注意くださいませ。 ではでは、ぽっちりの舞台レポートです~ 読みたい方はぜひご参考までに。ただし、大したこと書かないと思うんでね。あんまり期待しないでね。なんせ、まだ舞台が始まって1週間ちょっとなんですから・・・・微細に書くわけにもいかないんで( ̄▽ ̄;) ★★★★★★★★ ・舞台が始まる前は、うわさに聞くどおり、すごい緊張感と静けさでした。せきをするのもためらわれるぐらい。マナーは非常によかったと思います。ぽっちりのいる場所からは、携帯の着信音もアラームもまったく聞こえず、今回はせきも全然聞こえませんでした( ̄▽ ̄)V ・原作どおり、エリコンは玉ねぎをかじりながら登場。まじで皮をむいて、りんごを齧るがごとく、がしゅっと行ってました(笑) 辛くないのか??? そして、エリコン、とてもとても素敵です。ぽっちりのイメージどおり~!ワイルドで皮肉屋で・・・素敵なエリコンでした。横田さんのファンになったわ~ ・カリギュラが素敵なのは改めて言うまでもありませんが、オーランドのように、「きゃ~素敵~ヾ(≧∇≦)ノ」って感じにはなりません。絶望し、苦悩する皇帝。かっこいいとか素敵とかいう以前に、その狂気が痛々しく、足の長さも、美しい横顔も、そんなことはどうでもよいのだ、と思えるほどに、内面の苦しみが前面にでたカリギュラでした。 とはいえ、ところどころ、お茶目な一面を見せたり、原作を読んでる方はご存知のとおり、シピオンと心を通い合わせるシーン、ケレアと同じ魂と誇りをもった人間同士として、話し合うシーンなど、まとまな状態のカリギュラが垣間見れるシーンがいくつかあり、そのときに、初めて、小栗旬の美しさが際立つ、という感じでした。 ・シピオンは可憐で、清廉で、勝地くん、初めて生で見ましたが、とても美しいシピオンでした。カリギュラとのシーンは、どちらもとても良いもので、じ~んと来ましたわ(>_<) ・ケレアの長谷川さん、初めて見ましたが、これまたカミュの戯曲のケレアのイメージにぴったり!声も、立ち姿も、カリギュラと正反対の理念をもつ凛とした佇まいを感じました。 ただ、近衛隊長には見えない( ̄▽ ̄;) 軍人というより、断然、文系の政治家、って感じですね。ただ、これは蜷川さんの解釈うんぬんより、カミュのカリギュラのケレア自体がそうなんですよね。むしろ史実で、たたきあげの軍人だったって知って、びっくりしたぐらいですから。てっきり知性派の元老議員だと思ってたし(笑) ・セゾニアも素晴らしかった!本当にぽっちりのイメージどおり~( ̄▽ ̄)V なんというかセゾニアはね、上流階級の女って感じがしないの。だから、解放奴隷のエリコンとともに、カリギュラの信頼を勝ち得てるんだと思うんだけど、若村さんのセゾニアはまさにそれを体現していたと思います。彼女自身は、大河ドラマで深窓の姫君を何度も演じてるから、上品な女はすぐにでも演じられるでしょう。でも、ちょっとはすっぱな物言い、それでいて、カリギュラのことを心底心配して、愛人というより、姉のような母のような大きな愛で包み込む様子、それが、カリギュラと直接せりふを交わしていない、色々なシーンで、なんともいえない様子でカリギュラを見つめている・・・・すごく素敵でした。髪型も、いかにもローマって感じで。 ビーナスにお祈りをささげる部分、せりふが大変じゃないかな?って思ったけど、お見事でしたよ!あのシーン、かなり面白い部分なんで、必見ですよ~( ̄▽ ̄)V ・どうでもいいことなんですが、ぽっちりの今回の席、カリギュラが貴族たち、ケレア、シピオンたちとともに食事をするシーンで、ケレアの近くだったんです。ケレアに近づいてきたカリギュラが、ケレアの皿からひょいっと食べ物をつかみ、無作法にむしゃむしゃ食べるんだけど・・・・あっあれは・・・・笹かまぼこ!質感といい、形といい、絶対笹かまでは?と思ってて、後で横にいた旬友さんに聞いたら彼女も、「あれって、笹かまぼこだよね!?」と言ってました(笑) というわけで、次回観劇のかた、ぜひオペラグラスでケレアの食事の皿、のぞいてみてください。笹かまぼこかも。そうじゃなかったら、在庫ぎれで、ちくわのスライスかな?(笑) ・これまたどうでもいいことだけど、カリギュラがフランスパンのスライスを、むしゃむしゃ食べるシーンがあって、あっ、喉がつまらないかな?あんなの口にほおばりながらせりふを言って・・・と思ってたら、すぐに水差しから、ぐびぐび飲んでました。ほっとしました(笑) ・せりふの言い回しは、渡辺訳と、岩切訳では、色々と違います。反対に、一緒なところも多々あります。特に気になったところは、覚えているので、あとで直しておきます。こうやって千秋楽のころには、ちょいちょい手直ししていきますんで、プリントアウトすでにしている方は、千秋楽のころに、見比べてみると、面白いかも? ちなみに例としては、 「ああ、セゾニア、おれは人間が絶望することもあるとは知っていた、だがおれはこの言葉の意味することを知らなかったのだ。おれは、他のやつらと同じように考えていた、それは(絶望とは)魂の病気だと。 ちがう、苦しんでいるのは肉体なのだ。おれの皮膚が痛む、おれの胸が、おれの手足が。おれの頭の中はうつろなのに、おれの心臓が突き上げられる。いや、一番我慢のならんのは、口の中のこの味だ。血でもない、死でもない、熱でもない、それが全部一つになった味だ。おれが舌を動かしただけで、すべてが真っ黒になり、人間どもは見るもおぞましい姿に変わる。 一人前の男になるとは、こんなに辛く、苦しいことなのか!」 ここで「一人前の男になるとは」とあって、これって、大人の男になるのは、ってことだと思ってたの。そしたら舞台では「たった一人の男になるとは」って、確か言ってたんですよね。 これって、立派な大人の男 = 一人前の男 じゃなくて、 孤独なたったひとりの男 という意味に岩切さんはとったんですね。 せりふと微妙に違うかもしれませんが、こういう違いが、随所あって興味深かったんですが・・・・書き留めてるわけでもないんで、だいぶ忘れちゃったけど( ̄▽ ̄;) そして最後に、一番ぽっちりが胸を打たれたシーン。実は、最後のシーンもどか~んと胸にくるのですが、ぽっちり的に衝撃的だったのはこちら シピオン 「~中略~ さようなら、カイユス様。すべてが終わったとき、ぼくがあなたを愛していたことを思いだしてください。」 彼は出て行く。カリギュラはその姿を見つめている。彼はある身振りをする。が、急に荒々しく首を振って、セゾニアのほうへ、戻ってくる。 この★ある身振り★ 、ぜひ注目してください。素晴らしい演技だったと思います!そして、ぽっちりが想像していたとおりでした。。ここにすべてが現れているように思うのです。カリギュラの本当に欲していたもの・・・・・ というわけで、ほかにも書きたいことは山ほどありますが、とりあえず今回はこれぐらいで。まだまだ先は長いですからね。観劇するかたは、ざっとしたストーリーは頭にいれておいたほうが、分かりやすいかと思いますが、まあ人それぞれですので・・・ ぽっちりのブログに来てる人のほとんどはあらすじ読んでると思うけどね( ̄▽ ̄;) そして、あらすじや原作を読んでも、どうしてもカリギュラの気持ちがつかみきれない人・・・・想像しやすいかな?って思うポイント、書きますが、あくまで私見なので、自分の意見をしっかり持ってる人は読まないでください。いやいや、解釈違うんじゃない?と不愉快になっちゃうかも? ともあれ、カリギュラを見るに際して、どうしても付きまとう疑問 ★カリギュラは何にこんなに絶望して、破壊活動に走るのか・・・ これこそが戯曲の主題ともいえるべきものであり、カリギュラの論理の根幹だと思います。一口で、それはね、こうだよ、なんて私からは言えません。ただ、理解の入り口としては、 カリギュラは愛する妹ドリュジラの死で、人はあっけなく死んでしまうことを知ります。そして、ドリュジラの死には理由なんてないのです。人は死ぬ、ある日突然に。病気かもしれない、戦争かもしれない、殺人かもしれない、何も起こらなくてもいつかは死ぬ。まさにカリギュラのせりふにあるように「人間はすべて死ぬ、だから人間は幸せでない」という状態で生まれてくるのです。でも、人はいずれ来る死を恐れてばかりいれません。エリコンの言うところの「みんな、どうにかして折り合いをつけています」なのです。 でも、カリギュラは絶望しています。神々は残酷に、何の理由もなく、理不尽に人に死を与えます。この理不尽な神々の采配にとってかわるために、彼は理不尽に人に死を与えようとします。彼の知ってしまった苦しみは、私も理解できるものではないでしょうか。たとえば、福岡であった飲酒運転により3人の子供たちが一瞬で命を奪われた事件。あの残された両親は、天を呪ったのではないでしょうか。「なぜ、あの子達が死なねばならない!?あの子達が何をした?なぜ、神様は私たちでなく、純真無垢なあの子達の命を奪うのか?!」 ともあれ、あの事件は加害者がいます。両親の怒りはあちらに向けることもできるでしょう。しかし、病死や天災の場合は、加害者がいないかもしれません。そのときの苦しみと絶望、肉体の痛み、まさにカリギュラの言うところの、このような状態でしょう 「ああ、セゾニア、おれは人間が絶望することもあるとは知っていた、だがおれはこの言葉の意味することを知らなかったのだ。おれは、他のやつらと同じように考えていた、それは(絶望とは)魂の病気だと。 ちがう、苦しんでいるのは肉体なのだ。おれの皮膚が痛む、おれの胸が、おれの手足が。おれの頭の中はうつろなのに、おれの心臓が突き上げられる。いや、一番我慢のならんのは、口の中のこの味だ。血でもない、死でもない、熱でもない、それが全部一つになった味だ。おれが舌を動かしただけで、すべてが真っ黒になり、人間どもは見るもおぞましい姿に変わる。たった一人の男になるとは、こんなに辛く、苦しいことなのか!」 それを考えたときに、確かに、「死」というものは、理不尽にふりかかってくるものです。神々の与える理不尽な死の選択は、残酷であるといえるでしょう。運命によってはふりかかってくる死はさけられない。 でも、だからといって、神を、天を、人間が死ぬということに、神々の残酷な采配にそこまで怒りを覚えるかどうか・・・・ここは人しだいですが、カリギュラは不幸にも、「魂のありすぎる人」だった・・・ だから、人間がいつかは死に、永遠に続くものなど何もありやしないという真理に絶望したのではないでしょうか? そして、その真理をくつがえすためには、不可能を可能にせねばならない、「月がほしい」という欲望は、不可能なものを手にしたいという意味だと思っています私は。 カリギュラのせりふであるように。そして、カリギュラの不幸だったことに、彼はローマ皇帝。理不尽な力を、論理の極限までふるうことのできる自由がまさにあったのです。神々と同じように、残酷な采配をすることができたのが、彼の不幸だったのでしょう。 カリギュラ 「問題はまさに不可能なことなのだ、いや、というより不可能を可能にすることだ」 シピオン 「しかしそれは際限のない戯れです。狂人の気晴らしです。」 カリギュラ 「いいや、シピオン、そいつは皇帝の美徳というものだ。 俺には初めて権力というものの効用がわかったよ。権力は不可能なことに実現のチャンスを与える。今日こそは、そして今日からはずっと、おれの自由に限界はない」 セゾニア (彼の前に立ちはだかり、懇願するように) 「この世には善いことと悪いことが、偉大なものと低級なものとが、正しいことと不正なこととがあるのよ。誓って言うわ、そういう全てが変わるはずはないのよ」 カリギュラ (前と同じ口調で) 「俺の意思は、それを変えることだ。おれはこの時代に、平等という贈り物をしてやる。そして、すべてがまったいらになったとき、はじめて不可能が地上に存在し、月が俺の手に入る、そのときにこそ、恐らく、この俺自身というものが変わり、世界もおれと一緒に変わる、そうなって初めて、人間たちは死なずにすみ、幸せになるのだ。」 だんだんと、カリギュラの思い、考え、見えてきませんか?でもね、これが手に取るようにはっきりと分かる必要もない。それを教えてくれるのが、実際のカリギュラの舞台だと思うし、あの舞台を見て、考えや感じ方は人それぞれ。私だって、完全にわかっているわけじゃない。だからこそ、こういう戯曲という文学や舞台といった芸術は面白いんだと思うし、魅力的なんですよね♪ なぜカリギュラはこんなにも絶望しているのか・・・こういうことを考えながら見ていると、本当に彼が可哀想で、痛々しくて、そして愛しかった。時折子供のように震えて泣くカリギュラを抱きしめ、なぐさめるセゾニアに誰しも女性なら共感するのではないでしょうか・・・・ ではでは以上、第一回舞台レポートでした~ ▲
by pukapuyajiri
| 2007-11-14 17:15
| カリギュラ
http://www.bunkamura.co.jp/shosai/topics_co_071109s.html
さすが、コクーンのお膝元bunkamuraの初日レポートだけあって、すばらしい文章に、多岐にわたる画像!すんごい楽しみです~♪ ▲
by pukapuyajiri
| 2007-11-10 18:16
| カリギュラ
![]() http://www.syunca.com/private_cafe.cgi?cnt=0242 今日も新しいせりふがわかりました。現在のぽっちりに、この若村さんのホームページ、非常にありがたい!そして、自分がまとめたとはいえ、若村さんがのせているせりふを、ちゃんとセレクトして、まとめたあらすじにのせている自分の感性が、ちょっと嬉しい( ̄▽ ̄)V カリギュラはせりふ劇。せりふをはしょって、どこまで簡潔にあらすじをまとめるかの、取捨選択がちょっと難しかった。といっても、短時間でば~っとまとめたので、熟考の結果、このせりふをのせよう・・・とか思ったわけでもなく、まさに感性の赴くまま、重要そうなせりふをのせたわけですが。 というわけで、プリントアウトしてくださってる方には悪いですが、ぽっちりのまとめたあらすじ、日々少しずつ変わっていくかと思います(笑) 若村さんや他の共演者の方たちや、雑誌などにのるせりふがわかり次第、徐々に渡辺訳から、岩切訳へと、変えていきますので、ご了承くださいませ<(_ _)> にしても、新潮社さん、岩切さん翻訳のカミュのカリギュラ、出版すれば、それなりに売れると思うんだけど( ̄▽ ̄;) 舞台終わってからでも、私なら絶対買うし、カリギュラを見に行って感銘を受けた人も買うだろうし、今後再演があったときにもやっぱり売れると思うんだけどな~。 ▲
by pukapuyajiri
| 2007-11-09 19:49
| カリギュラ
![]() 若村さんのホームページで、ちょくちょくカリギュラのことが書かれていますね。 http://www.syunca.com/private_cafe.cgi?cnt=0236 なにげにこのページ、ぽっちりにとっては貴重です!というのも、ぽっちりの手元にあるのは、渡辺守章さんの訳、若村さんのもっているのは岩切さん訳の、まさに台本!さっそく、このページにのっているせりふは、ぽっちりが編集したあらすじの中に組み込んでおきたいと思います。 なにげに、ANNとかで旬君がいった台詞とかも、あらすじで台本バージョンで、まぜてるんですよ。一度観劇したら、もっと台本風のせりふに変えれると思うのですが・・・・ とりあえず、あとで、セゾニアのせりふ、こちらの訳に変えておきます( ̄▽ ̄)V ▲
by pukapuyajiri
| 2007-11-08 22:11
| カリギュラ
![]() ![]() bunkamura広報で、カリギュラ舞台初日速報、のってました。写真が新しいのが4枚♪ http://www.bunkamura.co.jp/shosai/topics_co_071108s.html それはそうと、cannaさんから、初日の感想メールいただきましたので、ネタバレしないていどに、転載させていただきます。まったく何の前情報も入れたくない!ってかたは、気をつけてくださいね。ではでは、お楽しみください~( ̄▽ ̄)V ★★★★★★★★★★★ ![]() すごいわ、あのカリギュラは。半端じゃないよ、あれじゃあ一日に2公演は無理でしょうって思うよ。観てるだけで体力消耗するもん。幕間になったら、はぁ~~って息継ぎしたよ。まさしく息をするのも忘れるほど、身体にも知らないうちに力が入ってるし。 お芝居自体は本当に重くて「絶望」「苦悩」「いらだち」「孤独」「狂気」等々、人それぞれ感じるものが違うと思うけど、旬くん演じる「カリギュラ」はとてもとても魅力的でした。 映像でも映っていた、鏡とライトをとても効果的に使ったお芝 居になっていたよ。とにかく、観る方も心して行かないと押しつぶされてしまうね。それくらい気合の入った、渾身の舞台でしたよ。特にラストシーンは、全身鳥肌もの。 旬くんのヴィーナスの衣装と、ダンスのシーンは必見よ(笑)。重苦しい芝居の中で、唯一笑いの起きたところだから。 セゾニア役の若村さんがうらやましいわよ~。旬くんを抱きしめたり抱きしめられたりでさぁ~。若いカリギュラを包容力で包んであげようとしてるのが伝わるから、セゾニアの気持ちがわかっちゃうよね ケレアは知的でクールだし、シピオンは繊細でかわいくて、エリコンはワイルドで男気にあふれてるよね。それぞれいい味出してたよ。 あと月川くんがね、意外に出番が少なくて残念だったわ。 旬くんのヴィーナスと踊り子が出てくるシーンで歌を歌う役と、「死」について詩を詠む詩人の役。今回は男性の役だから白の燕尾服来てるけど、ほんとに華奢で小さくて、子どもみたいでした。 そしてカーテンコール、直後の旬くんは肩で息をするほどでカリギュラ皇帝の表情のままだったけど、徐々に緩んできて、最後にはいつもの旬くんの笑顔になりました。最後の最後、会場が明るくなってからメインキャストの5人での挨拶で、エリコンとシピオンが皆と一緒に袖に引っ込んでしまい、残された3人苦笑していたら慌てて2人が戻ってくるというハプニングがありました。 おかげで最後は会場も笑いに包まれ、舞台上の5人も笑顔での挨拶。 そして本当に最後、旬くんは舞台の袖に入る直前に会場に向かって、深く深く頭を下げて戻っていきましたよ。 観客のマナーも素晴らしくよかった。黄色い歓声も携帯も私のいた範囲からは、まったく聞こえなかったしね。開演前もとても静かで、独特の緊張感漂う中でのスタートでした。 そうそう、そういえば観客も20代より30代~40代女性の方が圧 倒的に多かったよ。初日だから関係者かな、スーツ姿のおじさんたちも一部(I列あたり)に固まっていたなぁ。 ★手前味噌ですが、一応こちらも( ̄▽ ̄;) ぽっちりちゃんの「カリギュラ」あらすじとミニ知識、もうぱっちり!だったよ。 あれ読んでなかったら正直、キツかったわ。台詞を追いかけるだけで精一杯になっちゃってたと思う。 というわけで、前情報を入れておきたいかたは、ぜひあらすじ、一度頭にいれておくと良いかと。。。ミニ知識は史実のもので、戯曲とは関係ないから、別に読まなくてもいいと思うけど、あらすじはいれておいたほうが、せりふの意味などがより深く、体にしみこむと思います。 cannaさん、詳しいレポートありがとう! ▲
by pukapuyajiri
| 2007-11-08 13:02
| カリギュラ
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